『即興小説バトル』公式ブログ

リレー形式で綴られる、2分30秒のライティングノベルイベント『即興小説バトル』の公式ブログです。みんなでやりましょう

九月の活動記録と感想(観劇三昧、ホビーボウル、よろしくご笑覧ください)

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お疲れ様です。

9月は本当に即興小説バトルの諸々で忙しくさせて頂きました。

 

 

 

 

『即興小説バトル in 観劇三昧』では歴代のチャンピオンや個人的に出場して頂きたいなと思った方、そしてあこがれの関西小劇場界の皆様と楽しい即興小説バトルができました。

(出場者などの詳細はこの記事より) 

 

優勝のひらたいさんは、個人的によろしくご笑覧くださいに出演したら面白いだろうなと思い、お声がけさせて貰いました。

第四回即興小説バトル大阪大会でのアウェーの中の受けっぷりと立ち居振る舞いが呂布カルマのごとく鋼の心臓だなあ、と思ったことを覚えています。

結果は優勝という文句なしの称号。

 

準優勝の柴井貫喜常さんは、彼の存在が現れたからこそ即興小説バトルというものがさらに盛り上がりを見せたと言っても過言ではない方。R指定のごとく鉄壁で圧倒的な強さ。

今後、即興小説バトルは彼をどのように打ち破るか否かが重要な鍵となってくるような気がします。

 

岩橋貞典さんは、バトル中に「起の岩橋」などという異名がつくほど、その設定の作りたてに定評がある執筆者でした。ベテランらしい安定したスタイルと空気感は、やはりさすがだなあと思ったくらいです。

 

二朗松田さんは、やはり言葉の使い方一つ一つが面白い。一回戦での演劇人同士でのぶつかり合いはもったいなかったくらいでした。個人的にはエキシビジョンマッチの一単語がどはまりだったなあ。

 

合田団地さんは、お題に恵まれなかった印象。合田さん特有の後ろ向きな言葉や展開のスタイルがもう少しでるお題であればなあ、と。今度、スイパラいきましょう。

 

ゴハさんは、準決勝で、まさかの小道具を使うという大会のハイライトを作って頂きました。あれが聞こえていたらより、面白かったのにと少し悔しいくらい。エンターテイナーでした。

 

とうきょうたろうさんは、変わらずのすてきな試合運びを見せてくれました。台風の小説面白かったなあ。こういった正統派ファイターの量産が主催者としての課題だったりします。

 

横山清正さんは、大盛り上げ要員で、よろしくご笑覧くださいでもオオハネしていました。また後述します。大阪の皆様にも、横山さんらしさが浸透してくれて本当によかった。

 

そして、司会の泉寛介さんは、即興小説と演劇の両精通者として大活躍してくださいました。

泉さんがいたから、即興小説バトルはイベントとして成立したくらい。

僕のぎりぎりの進行を上手に舵取りしてくださいました。

 

加えて審査員の皆様にも多くの感謝を。

ひつじのあゆみさん、貯蓄アンドザシティさんの的確な審査。

室屋和美さんの落ち着いたコメント。

中野π子さんのぶっこみ。

それらがあってイベントは盛り上がったのでした。

 

そして何より、観劇三昧さんという素晴らしい会場。

主催者個人としては二度目の利用だったのですが、スタッフさんのワークも親切だし、毎回背中を向けては寝れないな、と思ってしまいます。

個人的には、主催者がかつて携わらせてもらった演劇の映像をイベントに合わせて流してもらえたことが本当にうれしかったんだよな。その心遣いたるや・・・・・・

 

ご来場頂いた皆様、本当にありがとうざいました。

 

 

 

 

『ホビーボウル』では主催者の『なべとびすこ』さん主導の元、楽しいワークショップを開けたと思います。

 

このような記事を書いた通り

一時は集客数もどうなることかと肝を冷やしましたが、ふたを開ければ大盛況。

 

主催者自身、人見知りで、こういった内容のものは緊張してしまうのですが、なべとさんの人柄と参加して頂いた皆様のお力添えで、わいわいできたと思います。

 

普段小説を書かれる方でも、リレー形式で小説を書く経験というのはあまりないと思われます。

ですのでそういった皆様に少しでも、自分の思いもよらない方向で進む小説の面白さを体感していただければなあ、と思いました。

 

ホビーボウルの内容そのものについては、まず、なべとびすこさん考案の『ミソヒトサジ』が本当に楽しかった。これは短歌を作るカードゲームなのですが、短歌を普段作らない初心者でも札にあらかじめ、短歌の句が書かれているので簡単に組み合わせで短歌が作れます。

これ、もっと流行ってもいいなあ、と思うので、即興小説バトルと共に流行らせていきましょう、なべとさん!

(コラージュ短歌も面白かったなあ)

 

ボードゲームも普段友達がいない僕からすれば、初めての経験で、こんなにみんなでわいわいすることが面白いんだなあとしんみり思ったりしました。多人数で行うことってワークショップとかも含めて楽しいものなんだろうなあ、なんて。27歳で知った衝撃。

もう遅いくらいですけれどね。

 

前述した大会スタイルの即興小説ももちろん楽しいのですが、やはり、こういった多人数でわいわいするような即興小説も楽しいので、今後も、大会形式のものを開きながら、ワークショップスタイルも展開していければと思います。

 

中崎町という会場の立地も雰囲気にあって最高でしたね。

 

ご来場頂いた皆様、本当にありがとうざいました。

 

 

 

 

そして先月のメインイベントと言えば、水曜どうでしょうディレクターの藤村さん嬉野さんの前で数々のパフォーマンスを披露して批評して頂く『よろしくご笑覧ください』への出場。

 

即興小説バトルでは「柴井貫喜常」さんと「ひらたい」さんという執筆者、そして応援団として前回よろしくご笑覧くださいへ出場経験があった横山清正さん、音響で前大会に出場して頂いた井上大輔さんという鉄壁の布陣で挑みました。

 

イベントでまず驚いたのは、ディレクターお二人の趣旨を飲み込む時間の早さ。

即興小説バトルというのは、面白いけれど一度説明しただけでは通じづらいという歯がゆい性質をもったコンテンツなのですが、藤村嬉野両氏は、一発でその面白がりかたを理解し、時に観客と同じように、時に観客に面白さを更に面白くする観点を提供して、二分三十秒の執筆間に盛り上げてくださいました。

水曜どうでしょうという番組が面白いのは、偶発的なものなんかでは決してなく、藤村さんの嗅覚、そして嬉野さんの客観的な視点があって必然的に生まれたものなんだなあ、と思いました。

 

そしてお客様は、お二人が大好きなこともあって、とても温かく即興小説バトルを受け入れてくださりました。

即興小説バトルを、あそこまで大きな会場で行ったことは初めてなのですが、笑い声や感嘆が、あの人数だと波のように伝播するのだなあ、と感心したのを覚えております。

 

そして司会の玉木さんの絶妙な進行。彼と主催者はもう、七年以上のつきあいになるのですが、その丁寧さは変わることなく、けれど慇懃無礼さとコメント力は更に磨きをかけて即興小説バトルを助けてくださいました。

ディレクター陣お二人へのコメントふり、主催者への質問(おそらく観客が抱いているであろう質問)、そして旧知の中である横山さんへの無茶ぶりと、彼がいなければイベントは盛り上がらなかったはずです。

 

何より執筆者を二人の良さが、今大会では全面に出ていた。

柴井さんの質量共に兼ね備わった文章力。

ひらたいさんの一転突端なフレーズ力。

ディレクターお二人、そして観客の歓声に主催者は思わず感動してしまいました。
友達も少なく、ひとりで即興小説を続けて二年、そして当イベントを開催して半年。
自分の活動がはからずとも、誰かの力のおかげで実ったことがうれしくて仕方がなかった。

(下記のような記事を書いたくらい) 

(思わず舞台上で泣いてしまったくらい。あの時は申し訳ありませんでした)

 

他の出場者の皆さんのパフォーマンスも本当に面白く、大宴会という公開打ち上げの場では、様々な方に興味を持って頂き、中には写真なんかを撮ってもらった方もいました。(こんな僕の写真なんか申し訳ないなあ、と思いながら)

 

夢のような二日間でした。本当に楽しかった。

あんな日々が永遠に続けばなんて思ったくらい。

 

ご来場頂いた皆様、本当にありがとうざいました。

 

 

 

九月は本当に忙しく、夢のような一ヶ月を過ごさせてもらいました。

何か「生きていればまあ、すてきで幸せなことってあるなあ」などと思ったものです。

十月以降も、即興小説バトルの勢いを決してとどめることなく更なるムーヴに変えていきたいと思います。

 

今後も即興小説バトルをよろしくお願い致します。