『即興小説バトル』公式ブログ

リレー形式で綴られる、2分30秒のライティングノベルイベント『即興小説バトル』の公式ブログです。みんなでやりましょう

即興小説バトル2017を振り返る

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今年度はお世話になりました。

『即興小説バトル』主催の横林大々です。

 

2017年3月より始めた即興小説バトルというイベントは、関わって下さった皆様のおかげで本当に大きなものへと変わってまいりました。

初めは出場者4名、お客様2名という小さな集まりだったものが、20名以上集まるイベントへと成長し、ついにはテレビでしか拝見したことがないような方の前で披露する機会にめぐまれるとは、3月当初には主催である私自身も想像しておりませんでした。

 

全てはイベントに参加して戴いた皆様の力があってこそだと思います。このフォーマットを参加者の皆様と作り上げることが出来て、私は本当に幸せです。

 

当記事では、そんな即興小説バトルの歩みについて振り返り、2018年への躍進へと繋げられればと想い、一筆させて貰います。

 

読者の皆様も是非一読ください。 

 

 

 

 

○3月

 

 『第一回即興小説バトルin京都アンテナカフェ&スペース御所西』

・3月25日(土)

・京都アンテナカフェ&スペース御所西にて

・出場者…あかごひねひね/広瀬信輔/丸山交通公園/横林大々 

・優勝者…なし

・メモ「記念すべき第一回大会。8名定員だったところ4名しか集まらず、自身の人望の無さを恨みました。しかし、参加者からは面白いという声があがり、あれ、これひょっとしたらいけるかもと思ったのを覚えています。打ち上げで近くの宮本むなし行ったのも楽しかったですね。」

 

 

 

○4月

 

 『第二回即興小説バトルin勉強カフェ大阪本町』 

・4月29日(土)

・勉強カフェ大阪本町にて

・出場者…あかごひねひね/あふろだんぺ~/黒井エミ/とうきょうたろう/マナカ/丸山交通公園/横林大々

・司会…仲口タクマ

・優勝者…とうきょうたろう&丸山交通公園(ルールが整備されておらず同点優勝となってしまいました)

・メモ「第二回大会からようやくトーナメント形式で開催することができました。大喜利勢からURRAIグランプリ主催のあふろだんぺ~さんが参加。演劇方面も大阪京都と横林の人脈をフルに活用し参加者を募りました。そして何より当時としては謎の人物だった『とうきょうたろう』さんの端正な文体と整った顔立ちが際立っていましたね。『丸山交通公園』さんのご自身のワンマンショーかのような丸山節もこの頃からいかんなく発揮されてました。打ち上げでお好み焼き食べましたね。」

 

 

 

○5月

 

 『第3回即興小説バトルin京都アンテナカフェ&スペース御所西』

・5月27日(土)

・京都アンテナカフェ&スペース御所西にて

・出場者…あかごひねひね/ゴハ/すり身/貯蓄アンドザシティ/とうきょうたろう/丸山交通公園/横林大々/横山清正

・進行…玉木青

・優勝者…ゴハ

・メモ「第3回大会は大喜利勢の参加者が多くなり、よりバラエティにとんだ大会へと成長しました。お客様もしっかりと増えて、第一回大会の雪辱を晴らせたと思います。優勝者のゴハさんはワードのフレーズがいちいち面白く単語力の強さを見せつけられました。今大会よりエキシビジョンマッチという一回戦敗退者向けの特別ルールマッチを導入。第三回大会は、すり身さんと貯蓄アンドザシティさんのジャンル『漢詩』が爆跳ねしていましたね。そういえば客席に、ひつじのあゆみさんが来られてて、大変褒めて貰えた時に『あ、このフォーマットちゃんと面白いんだ』と確信が持てました。しかし、こうやって振り返ってみると、あかごひねひねさんってほぼ皆勤賞なのか。凄いな。」

 

 

 

○6月

 

 『特になし(清竜人25の解散に本気で悲しんでいた)』

  

 

 

○7月

 

 第4回即興小説バトル京都大会

・7月29日(土)

・京都アンテナカフェ&スペース御所西にて

・出場者… あかごひねひね/井上大輔/宇田川どどど/きんしたまご/ゴハ/すり身/とうきょうたろう/ヒゲ王子

・優勝者…あかごひねひね

・メモ「『決勝で一番印象に残っている試合はありますか』と言われたら、まず第一にこの大会の決勝をあげます。まあ、ここには書けない政治家の固有名詞や、思想的単語のオンパレードで肝を冷やした内容でした。あかごさんもすり身さんも、そういうジャンルに長けすぎていました。他にも、アルピーANNの家族さながらのサイコな文章で魅了した宇多川さんなど、ディープで面白い内容が続きましたね。ヒゲさんに至ってはお題をほぼ無視で書いていたりなど、笑ったけれど笑い疲れた大会でした。ここで皆勤賞のあかごさんが優勝なのは感慨深かったな。あとは初司会挑戦で見事に横林が大失敗を果たしたのもこの大会です。アフターイベントの大喜利もおもしろでした。」

 

 第4回即興小説バトル大阪大会

・7月30日(日)

・なんば白鯨にて

・出場者…泉寛介/柴井貫喜常/ひらたい/廣瀬信輔/マナカ/丸山交通公園/室屋和美/横山清正 

・優勝者…柴井貫喜常

・メモ「こちらはうってかわって大阪の演劇人が多く参加した大会となりました。暑い中、汗だくになりながら出場者同士で野次ったり書いたり、楽しい大会でしたね。この大会で初の観客20名越え。なかでも優勝した柴井さんの、卓越した文章力と2分30秒とは思えない文章量に『こういう大会だから輝ける人がいるんだな』と本気で感動しました。ちょっと泣いちゃったからな。あとは横山丸山の京都極悪ペアに司会を助けられたり、泉さんに呆れられたり、室屋さんが優しかったり、総じて出場者のみなさんが魅力的でした。イベント前に『丸山交通公園ワンマンショー』を開催してもらったのも感慨深い。あれも、相当受けてましたね。」

 

 

 

○8月

 

大喜利配信放送のTEPPANkuzushi ゲスト出演』

・8月3日(木)

・ メモ…「まさかのネット配信にお邪魔しました。即興小説バトルを生放送中に行ったのですが、魅力が伝わったのでしょうか。ずっとハンドスピナーをいじっていたAIBOさんと、急な即興小説という無茶ぶりにうろたえながら見事に書ききる神聖な大木さんが印象的でした。大喜利パートでは出演者とかの立場を忘れて楽しんでいましたね。」

 

『ひとり即興小説バトルとふたり朗読劇の会』 

・8月12日(土)

・common cafe

・ メモ…「即興小説バトルは開催していないのですが、即興小説を書くイベントだったので一応記載。イベント内の『Hi-STANDARD中島みゆきが一曲終わるまでに書ききる即興小説』はなかなかの盛り上がりでした。ハイスタ、曲短すぎて2分とか1分で終わるんだよな。」

 

 

 

○9月

 

 即興小説バトル in 観劇三昧 

・9月18日(月・祝)

・観劇三昧 大阪日本橋店にて

・出場者…岩橋貞典/合田団地/ゴハ/柴井貫喜常/二朗松田/とうきょうたろう/ひらたい/横山清正

・司会…泉寛介

・審査員…貯蓄アンドザシティ/中野π子/ひつじのあゆみ/室屋和美

・優勝者…ひらたい

・メモ「観劇三昧さんという以前のイベントでもお世話になった演劇系の商品を販売しているイベントスペースで開催しました。イメージとしては『関西小劇場の雄』VS『即興小説バトルの刺客』という対立構造だったのですが、こちらもまあ盛り上がった大会でしたね。進行の泉さんが、流石といえる回しぷりを発揮し、一回戦敗退した横山さんがガヤ要員として大爆発した回でもありました。今大会から審査員制を導入。貯蓄アンドザシティさんとひつじのあゆみさんなどといった審査員一同の審査員っぷりが『以前何処かでされたことあるんですか』というすばらしさでした。大会としては、岩橋さんや二朗さん、合田さんといった演劇の雄が惜敗し、決勝での柴井さんとひらたいさんの一騎打ちは見ごたえがありました。ちなみに、当イベントは決勝進出者に特典として『よろしくご笑覧ください』というイベントの出場権をかけた戦いでもあったわけですが、そういった意味でも大変盛り上がった大会だったのではないでしょうか。そういえば打ち上げで、室屋さんと合田さんでスイパラいく話が出たのですが、これは主催者が動いた方がよい案件なのか。それとも、飲みの席のノリのやつなのか……」

 

 『ホビーボウル vol.1 

・9月24日(日)

・らこんて

・メモ「『微妙に違う趣味の人が来そうなワークショップを同じ場所で続けて開催し、できれば連続して参加してもらう』というコンセプトのイベントに即興小説バトルもワークショップという形式で呼んで戴きました。こちらでは、短歌とボードゲームのワークショップにも参加したのですが、イベントのコンセプト通り、普段触れないものも参加してみると新しく発見できる楽しさがあって、何事も体験って大切だなあと思いました。即興小説バトルの方は、経験者と初心者で別れて行ってみました。わいわいと楽しい雰囲気の中で出来たと思います。主催者があまり接点のない方々とも知り合えてよかったなあ。主催者のなべとびすこさん、素晴らしい機会を本当にありがとうございました。」

 

『よろしくご笑覧ください ほめる夜 

・9月30日(土)

・元立誠小学校

・出場者…柴井貫喜常/ひらたい

・応援団…横山清正

・音響…井上大輔

・プレゼンター…横林大々

・メモ「今年一番の出来事と言えば間違いなく、このイベントに出場したことだと思います。水曜どうでしょうディレクターの藤村さん嬉野さんの前で、100名超のお客さんの中、即興小説バトルを行いました。このイベントを語るうえで、なによりも出場者のひらたいさん柴井さんの、お二人がいつも通り、いや、いつも以上の切れ味で即興小説を披露したのが本当に素晴らしかった! ひらたいさんはキラーフレーズを随所に盛り込んで、柴井さんは端正でかつ圧倒的な分量で自分の色を出されていた。あの時の2人の背中、本当に格好良かったもんな。また盛り上げ役の横山さんも本当にらしさ全開で面白かったし、司会がこれまで何度も、即興小説バトルに関わってくださっていた玉木さんさったのも良かったな。温かなお客様とバトルの趣旨をいち早く理解し面白がってくださったディレクターお二人には、頭があがりません。翌日のお客様も参加できる大きな打ち上げの席で、主催者に写真撮影をお願いするお客様がいて『こんなおっさん顔の27歳撮ってもらっていいんですか』って気持ちになりました。給湯茶道部さんもコメディアスさんも、翌日のしかる昼の出場者のみなさんもみんな楽しかったし面白かったなあ。ちなみに主催者は、祭壇中に泣いてしまいました、色々と感極まってしまって。執筆もしていない、音響もしていない、面白くおしゃべりもしていない、一番あの場で何もしていなかった人間がなぜ……」


 

 

○10月

 

『即興小説とコントと朗読劇』 

・10月28日(土)

・喫茶フィガロ

・出場者…あかごひねひね/柴井貫喜常

・メモ…「約二時間の間に即興小説とコントと朗読劇を披露するという密度の濃いイベント。即興小説バトルは『即興小説』のコーナーで行いました。あかごひねひねVS柴井貫喜常という第四回優勝者の好カードは見ていて単純に楽しかったです。実はこのあと、各20分ずつの制限時間内にリレー形式ではないガチの即興小説を完成させる企画も行ったのですが、そこでの小説がどれも本当に面白かったなあ。一度、ガチ即興小説で集まってみるのも面白いかもしれないですね」

(ちなみに主催者がその20分で書きあげた作品がこちら) 

 

 

 

○11月

 

 『即興小説バトル キョウト・オープン・ターム』

・11/18(土)

京都市東山いきいき市民活動センターにて

・出場者…あぱ/宇多川どどど/おる・にちん/きりごんず/橋本直也/二塁/ひらたい/横林大々

・進行…玉木青/横山清正 

・優勝者…おる・にちん

・メモ「出場者を完全に募っての開催だったのですが、当大会は反省点も多い内容となりました。出場者の皆様には申し訳ないと謝罪行脚にいきたいほどです。この時、ひらたいさんに『完全に(よろしくご笑覧くださいの出来事があって)あぐらをかいている』」、横山さんに『横林君はすぐに調子に乗るからなあ』と言われました。反論の余地なし。僕はあぐらかくし、調子に乗るんです。写真とか撮ったら駄目なんです。太ってるし。大会そのものは、ニューカマ―が面白く、優勝されたおる・にちんさんの言語のリズム感は癖になりそうでしたし、あぱさん二塁さんの試合は見ごたえがありました。今大会の出場者の皆様には別の機会で改めて戦える場があればと思っています。」

 

 『即興小説バトル キョウト・オファー・ターム』

・11月25日(土)

・喫茶フィガロにて

・出場者…あかごひねひね/九鬼そねみ/合田団地/欣也/なべとびすこ/西マサト国王/吉中みのり/両目洞窟人間 

・司会…丸山交通公園

・審査員…ひつじのあゆみ/ひらたい/横林大々

・優勝者…両目洞窟人間

・メモ「大反省した大会の一週間後、こちらは全員オファーをした出場者の方々が戦う大会となりました。半分以上が『よろしくご笑覧ください』の出場者のオファータームは、あかごさん曰く「本当にやばい人」という欣也さんや、低体温の文体と朗読が癖になる九鬼さんと言った新顔の活躍が目立つ大会でした。大会になかった純文学の文体を感じさせる吉中さんの執筆スタイルや、西国王の自作の女の子の話もエモくて好きでしたね。ですが何より特筆したいのは、優勝者の両目洞窟人間さんの初速。両目さんは全試合先攻で勝ちきるというストロングスタイルで他を圧倒していました。青春パンクのような衝動性と、その中に裏打ちされた確かな技巧と智識。素晴らしかったです。司会では丸山さんが合田さんと息のあったポップな漫談(でんぱ組.inc漫談)を披露したり、下に思い切り走ってみたり、出場者が満たされない人生を送っていることがわかったりと、見どころが沢山でした。」

 

 

 

○12月

 

『当記事を執筆(胃腸炎に苦しむ)』

 

 

 

以上が、2017年の即興小説バトルの歩みとなります。

このように見てみると、随分な数を行ってきたのだなあと感慨深くなりますね。

 

上述したイベント以外にも、即興小説バトルのワークショップを6~7回は開催しているので、その数も含めると2017年度は本当に即興小説バトルばかり行ってきたの年だったのだなと改めて関心させられました。

 

ちなみに2017年度の歴代優勝者は以下の通り

・第一回…(なし)

・第二回…とうきょうたろう&丸山交通公園

・第3回…ゴハ

・第4回京都…あかごひねひね

・第4回大阪…柴井貫喜常

・観劇三昧…ひらたい

・キョウトオープンターム…おる・にちん

・キョウトオファーターム…両目洞窟人間

こうやって見ると意外に二連覇の出場者はいないんですね。

 

いやあ、充実したけれど、疲れた一年でもありました。 

 

 

 

さて。

 

来年の話をすると鬼が笑うなどと言いますが、ここで2018年の展望について書かせてもらうと、今年よりは大会の数を減らしていければと考えております。

 

もちろんイベントが盛り上がる事は主催者としては嬉しいし、ありがたいことなのですが、大会の一本一本を濃いものになるよう計画を練る方が今後のイベントの方針などを考えると良いように思いました。

 

なので、大会は年間3~4本くらいに出来ればと、計画中です。

(ただし、大会へ出場するための予選等は適宜行っていきたいです)

 

フォーマットの面白さも、出場者の皆様のファイトスタイルも確立されつつある今、2018年は、より多くの皆様に即興小説バトルを体験して頂く機会になればと考えております。

 

優勝景品なんかも出せればいいなと画策中です。

 

 

 

皆様のおかげで、とても幸せな一年を過ごせました。

2018年も、即興小説バトルをよろしくお願い致します。

 

それでは、皆様、よいお年を。